履歴書の長所・短所に記入する際、自分の長所はわかっていても、短所は案外思い当たらないことが多いもの。そのような場合、自分の思い当たる長所と短所をとにかく紙にたくさん列挙して分析してみるといいとか。
また、友人や家族に聞いてみると、自分の想像もしてなかったような長所と短所がわかるかもしれないそうだ。
まず、短所を先に挙げたほうがいいらしい。というのは、短所が遠まわしに長所に聞こえる書き方をすることができるから。例えば「正義感が強過ぎるところがあり、もう少し丸くなりたい」とか、「私はお人よしで、ついみんなが嫌がることを引き受けてしむので、もう少し要領がよくなりたい」や、「私の短所は、物事をやり始めると、熱中し過ぎてしまう」など。
これは、一見短所のようにも聞こえるが、実は長所にも聞こえるトリック。「ネクラです」や「神経質です」などと書かないようにという指摘もある。「神経質」と書かずに、「文章を入力する時に、書体と体裁が統一していないと気が済まないので、余計な時間を使ってしまう時がある」など、いくらでもトリックは考えられるので、短所に長所を結びつけて書こう、といわけだ。
一方、長所の書き方のコツは、体験談など具体的な内容で書くことだという。よく、長所・短所欄で、具体性のないことを書き、面接でつっこまれる人が多いそうだ。
「人の嫌がることをすすんでやる」と長所欄に書く人が多いそうだが、採用者側は、うわべだけで自分を良く見せようと思うと、かえってマイナスに評価されるから要注意かも。
さらに、よく「積極的」という言葉を苦し紛れに長所欄に書く場合があるが、これも気をつけたほうがよさそうだ。例えば、「積極的に行動すること」と書き、「あなたの積極的な面はどこですか?」と質問されると「はい、英会話スクールに通っています」とか「夏にはスキューバダイビング、冬はスキーに行きます」と答える人がよくいるそうだ。
確かに英会話に通うことはそれはそれで、向上心があって良いことではあるが、「積極的」とは別のこと。特にスキーなどは論外でただのレジャーではないかと言われればそれまでだ。この「積極的」な長所を書く時は、より具体的に書かないと印象が薄くなり、逆効果になってしまう恐れがある。
